「Area61 マークリーダ  Ver. 2.3.1」 Ver.2 シリーズ最終版

普通紙と汎用イメージスキャナを利用するマークシート処理システム(OMR)。読取/採点 結果をCSV出力。学校、予備校、企業、官庁を含む400以上の施設に導入実績があります

「Area61 マークリーダ」は、普通紙と汎用イメージスキャナを使ってマークシートを処理するソフトです。専用用紙や専用読み取り装置が不要で、簡単かつ極めて安価に システムを構築できます。スキャン画像が多少回転したり上下左右にずれたりしても、3つの基準点を参照してマーク読取座標を自動補正します。また、認識パ ラメタを自分で微調整したり、認識結果とスキャン画像を対比表示したりできて安心です。Windows Vista/XP/2000/7/8 に対応しています。

Ver.1 シリーズと比較して、Ver.2 シリーズでは以下の機能が追加されています。

  1. マーク認識処理速度を約40%高速化(300dpi画像の場合)
  2. 複数選択問題(1問あたり複数マークを許す問題)に対応
  3. 正答・配点がマークされたマークシート用紙を読み取り、正答・配点欄に自動転記
  4. ADF(原稿自動送り装置)対応スキャンプログラム「Area61スキャナーショット」を同梱
  5. マークエディタにUNDO・REDO操作、拡大・縮小表示機能を追加

マークリーダ Ver.2.3.1 (最新版) をダウンロード


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●使い方

  1. Word でマークシートを設計・印刷 します。サンプル(samplesディレクトリ下)を例に選択肢数やレイアウトを自由に設定します。
  2. マークされたマークシート用紙を回収し、スキャナで読み取って画像ファイル(JPEG等) にします。 本ソフトには、TWAIN仕様のスキャナから画像を読み取ることができる「Area61 スキャナーショット 」が同梱されています。
  3. 2の画像ファイルの1つを「マークエディタ」に入力し、基準点(黒丸3点)と全 選択マークの位置をクリックします。クリックの際は、問いの先頭の選択肢マークをクリックし、次にその問いの最後の選択肢マークをクリック します。これを全問にわたって繰り返します。
    クリック作業が終了したら、ファイルメニューの「名前を付けて保存」 を選択し、「マー ク情報ファイル 」を作成してください。
       (使い方説明ビデオ- YouTube)
  4. 2の全画像ファイルと、3のマーク情報ファイルを「マークリーダー」に入力し、 開始ボタンを押します。
  5. 読み取り結果や採点結果はCSV形式でファイル出力 されます。合計点、設問別正答率も出力されます。
    必要に応じてExcel等で処理してください。

●使用上の注意

  1. スキャナから読み取る 際は、300dpi、かつ、カラーまたはグレースケール でスキャンしてください。
  2. デフォルトの設定(単 一選択問題)では、読み取り精度を上げるため、1問あたり最も濃く塗られた マークを検出します。この際、1問あたり複数マークが塗られている場合にでも、最も濃く塗られた マーク1つを検出します。
  3. 複数選択問題(1問あ たり複数マークを許す問題)の認識精度は、単一選択問題の認識精度と比較し て低下します。認識結果とスキャン画像を対比表示させ、ドット数しきい値を調整してください。 複数選択問題としたい問題については、マークエディタで予め指定しておく必要があります。
  4. 選択肢が1つの問 題を作成する場合は、複数選択問題として作成してください(Ver.2.2.2以降)。
  5. マークの塗り方が 極端に薄い場合、マーク無しとして誤認識されることがあります。念のため結果表示 ウィンドウで、-1のセルを一つ一つクリックしてスキャン画像を目で確認されることを推奨します。
  6. マークシートを設 計する際、基準点(3点)を必ずシート上に配置してください。基準点の周囲 には十分な余白が必要です。基準点の形状は常に正円(選択マークの形状は楕円)です。
  7. マークエディタで は、基準点と選択マークの大きさにちょうど等しくなるように基準点半径やマーク サイズをダイアログ入力してください。途中で選択肢数を変えたい時は、処理メニューから「マーク 箇所指定(選択肢数変更)」を選択してください。
  8. インクジェットプ リンタで印刷された用紙上で消しゴムを使うと、印字がにじんで読み取り 精度が低下するおそれがあります。レーザープリンタ、または、リソグラフでの印刷を推奨します。
  9. 30日間の試用期 間後は機能限定フリーソフト(Lite版)として動作します。Lite版では、一度に 処理できるシート数が5枚までに制限されています。


●マークリーダ

markreader
(メインウィンドウ)

メインウィンドウ操作盤 操作説明
scanfiles

スキャン画像をドラッグインまたはダイアログで複数指定します。

  1. JPEG、BMP、GIF形式のスキャン画像に対応しています。JPEGを推奨します。
  2. スキャナから読み取る際は、300dpi、かつ、カラーまたはグレースケールでスキャンしてください。

ヒント)スキャン画像が入ったフォルダをここにドラッグインすることもできます。

markinfo

スキャン画像に対応したマーク情報ファイルを指定します。

「マークエディタ」を使ってスキャン画像の基準点と選択マークの位置を指定すると、マーク情報ファイルが生成されます。

デバッグ出力

デバッグ出力チェック

スキャン画像にマーク認識領域を重畳表示したデバッグ画像を生成します。デバッグ画像は、スキャン画像と同じディレクトリ に作成されます。

読取値CSVを開く

「読取値CSVを開く」メニュー

ファイルメニューの「読取値CSVを開く」によって、CSVに出力した読取値、正答、配点のデータを再読み込みできます。

スキャン画像ファイルが1つも指定されていない場合、CSVファイル中の読取値を表示します。一方、スキャン画像ファイル が1つでも指定されている場合、CSVファイル中の正答および配点を再利用してスキャン画像のマーク認識を実行します(CSVファイル中の読取値は表示い たしません)(V2.2.3以降の新機能)。

 

result
(結果表示ウィンドウ) 正誤色分けボタンを押した直後の状態

結果表示ウィンドウ操作盤 操作説明

options2.gif

options2.gif

マーク無し濃度しきい値:マークの塗り方が薄い場合に、マーク無しとして判断する閾値です。閾値を変更した時は「濃度色分 けボタン」を押して画面を更新してください。マーク無しと判断されると、読取結果は-1になります。(念のため、結果表示 ウィンドウで、赤色(マーク無し判定)のセルを左クリックしてスキャン画像を目で確認されることを推奨 します)

薄いマーク濃度しきい値:マークの塗り方が薄いと判断する閾値です。閾値を変更した時は「濃度色分けボタン」を押して画面 を更新してください(念のため、結果表示 ウィンドウで、水色(薄いマーク判定)のセルを左クリックしてスキャン画像を目で確認されることを推奨 します)

「濃度色分け」ボタンをおせば、マーク濃度の値に応じてセルの色分け表示がなされます。「正誤色分け」ボタンをおせば、正 解答は黄色、誤解答は朱色でセルの色分け表示がなされます。

options

10→0変換:出力結果が10の場合に、0に変換して表示および保存をします。

転置書出:CSV保存時に、行と列を置換して保存することができます。設問数が255を超えてEXCELの列数上限を超え てしまう場合などにお使いください

画像回転:プレビュー画像を強制的に180°回転させたい場合にチェックしてください(通常は自動的に回 転補正が行われるためチェックする必要はありません)。

結果表示ウィンドウ

編集機能

  1. セルを右クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてENTERキー) で、 読み取り値を修正できます。右クリックして表示されるダイアログでは、カンマ区切りで複数列のデータを一括入力可能です。
    dialog.gif  
  2. セルを左クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてSPCキー)で、 スキャン画像確認ウィンドウが開きます。読取結果と対応するスキャン画像を対比表示できます。また、ファイル名列をクリックすれば、読取り結果と対応する スキャン画像全体を表示できます。
    preview (スキャン画像確認ウィンドウ)
  3. セルをSHIFT+左クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてBSキー) で、 読み取り値、正答入力値、配点入力値を消去できます。
  4. 上下左右矢印キー = カーソル移動
  5. ESCキー =スキャン画像確認ウィンドウを隠す

○正答入力行または配点入力行の任意列を右クリックまたはENTERキーを押して、正答と配点を入力できます。配 点入力行が空白の場合、配点は1点とみなされます。不正解時は0点としてCSVファイルに採点結果が保存されます。

○「歪み」列:スキャン時(特にADF利用時)の紙の歪み量を表示します。歪み量 が大きい画像は再スキャンを行ってください。

○正答入力行の連続した複数列に"-"または"+"を入力することで、読取文 字をつなげて文字列としてCSVに出力することができます。例えば、読み取った学籍番号の各桁をまとめ、1つの文字列として出力するような用途に使えます

concat (正答入力行に+や-を入力した例)

concat-csv(読取文字がつながって出力されたCSV)

 
結果保存、その他機能
options3.gif

○「結果保存」ボタ ンを押すと、読取値と採点値がそれぞれCSVファイルとして同一フォルダに保存されます。採点値のCSVファイルは、正答入 力欄に正答が1つ以上入力されている場合にのみ作成されます。

○「正答 画像読込み」または「配点画像読込み」ボタンを押すと、1行目のスキャン画像を正答入力画像または配点入力画像と見なし、正答・配点欄に自動転記します。 この時、1行目のスキャンデータは削除されます(正答入力画像または配点入力画像とは、正答または配点がマークされたマークシート用紙をスキャナーで読 取った画像を指します)。

複数選択問題

複数選択問題について

複数選択問題は、列番号の前に*マークが表示されます。複数選択問題としたい問題につい ては、マークエディタで予め指定しておく必要があります。

複数選択問題が1つでも存在する場合は、「ドット数しきい値」というテキストボックスが追加表示されます。「ドット数 しきい値」より多くのドット数が塗られたマークが、マーク有りとして検出されます。また、しきい値ドット数に近い(近さは±の右の テキスト枠で調整可)要注意マークは緑色表示されます。

ドット数しきい値を変更した際は、「濃度色分けボタン」を押して表示を更新してください。

読み取り値の上にマウスカーソルを置くと、ウィンドウ左下に検出ドット数(1マーク内の塗られたドット数)が表示され ます。この値を参考にマーク有りと認識する「ドット数しきい値」を調節してください。

複数選択問題の正答入力欄には、「1 3 5」、「5 3 1」のように空白区切りで正答値を入力してください(数字の順序は無視されます)。

result2
(複数選択問題の採点結果の例)

正答・誤答の判定( 「1 3 5」が正答入力欄に記入されている場合)

正解答とみなされる例:「1 3 5」、「5 1 3」

誤解答とみなされる例:「3 5」、「1 3 5 6」、「1 4 5」、「空」

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●マークエディタ

markeditor
(使 い方説明ビデオ  YouTube)

操作盤 操作説明
マークシート設計方法

○基準点

マー クリーダは、スキャナーから読み取った画像が多少回転していたり上下左右にずれていたとしても、3つの基準点を探し出してマーク読取座標を自動補正しま す。このため、基準点3点を明瞭に用紙上に配置することが重要となります。

zeromark

  1. マークシートを設計する際、3個の基準点はできるだけ離して配置してください。
  2. 基準点は用紙の端から2cm以上離して配置してください。
  3. 基準点の色は最も濃い黒としてください。
  4. 基準点の周囲には十分な余白(上下左右に5mm程度)を確保してく ださい。
  5. 基準点の形状は常に正円としてください。

○マーク

mark

  1. マークの周囲にはある程度の余白(上下左右に3mm程度)を確保し てください。
  2. マークの形状は常に正円または楕円としてください。
マークエディタ使用方法

●作業手順

  1. ファイルメニューの「開く」を選択するか、または、ドラッグアンドドロップによって、スキャン画像ファイルを 入力してください。
  2. 最初に、基準点の大きさにちょうど等しくなるように基準点半 径を調節して指定してください。そして、基準点(黒丸3点)の位置を続けてクリックしてください。処 理メニューから「基準点設定」を選択し、いつでも基準点を再指定することが可能です。
    editor-zero-menu (基準点設定メニュー)
  3. 最初に、問いの選択肢数と、選択肢マークのサイズ(楕円の横 幅と縦幅)を正確に指定してください。そして、各問の最初および最後の選択肢マークを、全問にわたっ て順にマウスでクリックしてください(問いの先頭の選択肢マークの中心をクリックし、次にその問いの最後の選択肢マークの中心をクリックしてください)。 途中で選択肢数を変えたい時は、処理メニューから「マーク箇所指定(選択肢数変更)」を選択し、選択肢数を変更してください。
    editor-mark-menu (マーク読取り箇所設定メ ニュー)
  4. 基準点と、全ての選択肢マークが指定し終わったら、マーク情報ファイルに保存してください。

選択マーク位置をなぞる作業中はUNDO、REDOできます。
画面上を右ボタンを押しながらドラッグすると、画面をスクロールできます。
矢印キーを使うと、マウスカーソル位置を上下左右に微調整できます。

●マーク情報の再編集

  1. 画像ファイルを読み込んだ後、ファイルメニューからマーク情報ファイル(.iniファイル)をインポート(再 読み込み)できます。
  2. 任意マークを左ボタンを押しながらドラッグすると、そのマークを移動できます。
  3. 各問の最後のマークをSHIFTを押しながら左クリックするとそのマークを消去できます。
  4. 各問の最後のマークをCONTROLを押しながら左クリックするとマークを1つ追加できます。
  5. SHIFTを押しながら矢印キーを押すと全マークを一斉に平行移動できます。
  6. DおよびFキーで基準点サイズをいつでも増減できます。
  7. A、S、W、Zキーで、マークサイズをいつでも増減できます。

●複数選択問題の指定

複数選択問題(1問あたり複数の選択を許す問題)としたい問題については、マークエディタで予め指定しておく必要があ ります。マーク読取り箇所設定の後に、処理メニューから、「単一選択問題/複数選択問題の切替」を選択し、対象となる問題のマーク上をクリックしてくださ い。複数選択問題として指定された問題は、マークの色が朱色になって表示されます。

 

●スキャナ&プリンタについて

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  1. 300dpi以外でスキャンする場合、マークエディタの設定を変更する必要があ ります。例えば、200dpiでスキャンする際は、基準点半径=9、楕円横幅=24、楕円縦幅=44と設定してご使用ください。処理メニューから設定変更 が可能です。 
  2. スキャナから読み取る解像度は必ずしも300dpiである必要はありませんが、 300dpi以上を強く推奨します。
  3. 白黒2値スキャンも可能ですが、白黒2値スキャンした場合には認識率が低下する おそれがあります。
  4. レーザープリンタ、または、リソグラフでの印刷されることを推奨します。良質の 普通紙を利用してください。
  5. ADF搭載スキャナの利用をお勧めします。

    安価かつ高性能なイメージスキャナとしては、「Canon Satera MF4430(MF4430の価格比較) をお勧めします。両面印刷可能なレーザープリンタですが、ADF搭載で高速スキャナーとして使えます。また、「富士通 ScanSnap」(ScanSnapの価格比較)等のTWAIN非対応スキャナーでもマーク リーダのご使用は可能です(スキャナー付属のソフトウェアを使い、JPEG形式でスキャンしてください)。

    1. 両面印刷可能なレーザープリンタ+ADF付きスキャナーで、2-3万円程度です
    2. 2in1コピーができて印刷コストを削減できます。両面印刷時には4in1も可能です!
    3. PDFファイル作成もOCRも簡単に実行できます。