TMPGEnc 4.0 XPress + Area61ビデオタイマ

ここでは、Area61ビデオタイマとTMPGEnc 4.0 XPress を組み合わせて、DVテープから取り込んだ映像に撮影日時やタイムコードを自動挿入する方法を紹介します。両ソフトの組み合わせにより、録画日時入りのDivX、WMV、H264(iPod対応)、MP4、3gp動画を作成できる他、 FLV4出力プラグインを導入するとYouTube用のFLV動画やニコニコ動画用のFLV4動画を作成できます。

分単位で変化するテロップや秒単位で変化するテロップを挿入できる他、Area61ビデオタイマのオプション設定で、シーンの変わり目や、日付の変わり目だけに撮影日時を挿入することができます。

※SRTファイル読込み機能はTMPGEnc 4.0 XPress以降に搭載されている機能です。古いバージョンではサポートされていませんのでご注意ください。 

ステップ１　Area61ビデオタイマでSRT字幕ファイルを作成

「SRT」にチェックを付けて変換処理を行なうと、出力フォルダにSRT字幕ファイルが出力されます。 「オプション設定」で、シーンの変わり目や、日付の変わり目だけに撮影日時を表示させるSRTデータを作成することもできます。オプション設定パネルの「表示継続時間」で設定してください。 日付の変わり目だけに表示したい時は、表示継続時間で「日毎」が付記されている項目を選択してください。 ヒント）動画出力形式に「WMV 240x176 56Kbps」を選択すると、SRT字幕ファイル作成処理が最も早く完了します。 ヒント）SRT字幕ファイルは以下のようなテキストファイルです。テキストエディアで内容を編集可能です。 1 00:00:00,000 --> 00:00:29,200 2002年5月3日 2 00:00:29,200 --> 00:02:04,200 2004年5月5日 :

ステップ２　TMPGEnc 4.0 XPress の字幕フィルター機能を有効にする

TMPGEnc 4.0 XPressの初期状態では、字幕フィルター機能が有効になっていません。そこで、字幕フィルター機能を有効にする必要があります。 クリップの追加パネルで「フィルター」タブを選択してください。すると、左のような画面が現われます（この段階ではフィルター一覧に字幕フィルターが存在しません）。 そこで、パネル左下の「フィルター編集」ボタンを押してください。

すると、左のような追加できるフィルターの一覧が表示されます。 右のフィルターストックから、「字幕」を選択し、「追加」ボタンを押してください。そうすると、フィルター一覧に字幕が加わります。 最後にOKボタンを押してください。

ステップ３　TMPGEnc 4.0 XPress でSRT字幕ファイルを読み込む

クリップの追加パネルに戻るとフィルター一覧に「字幕」フィルターが追加されています。そこで、フィルター一覧から「字幕」を選択し、かつ、「字幕を有効にする」をチェックしてください。 次に、パネル右下の「編集メニュー」ボタンを押すとメニューが表示されます。ここで「字幕ファイル読込み」を選んでください。なお、このメニューで「レイアウト編集」を選択すると、字幕文字の大きさや表示位置を編集することができます。

次に、左のような「ファイルを開く」ダイアログが表示されますので、ファイルの種類で「SRTファイル (*.srt)」を選び、Area61ビデオタイマが作成したSRT字幕ファイルを開いてください。

すると、左のように撮影日時データがTMPGEnc 4.0 XPress に一括インポートされました。後は、「OK」ボタンを押して動画作成処理を継続してください。

	TMPGEnc 4.0 XPress は、パソコンで再生可能なMPEGやAVI、WMV、DivX、FLVといった各種動画ファイルや、家庭用DVDレコーダで録画したDVDを、様々な形式の動画に変換するソフトウェアです。バージョン4.0から、H264(iPod対応)とHDVの出力に対応しています。動画変換の定番です。 (ﾍﾞｸﾀｰ価格) (Yahoo価格) (ｱﾏｿﾞﾝ価格)
	TMPGEnc 4.0 XPress にFLV出力プラグインがセットとなったパッケージです。