Readme.txt 2010/11/27日作成 ●名称 「Area61 DVビデオキャプチャ Ver.3.3.2」 Copyright (C) 2002-2010 Area61.NET ●概要 DVカメラ用ビデオキャプチャ。撮影カット毎のサムネール画像をHTML出力 ●説明 「Area61 DVビデオキャプチャ」は、DVカメラ用ビデオキャプチャソフトです。キャプチャ と同時に、HTML形式のサムネール画像一覧を自動作成します。サムネール画像は、撮影カット 毎に自動分割され、DVカメラから取得した撮影日時情報やタイムコードと共に表示されます。 また、サムネール画像をクリックすると、対応した箇所から動画が再生されます(動画再生 機能付きサムネール画像を作成した場合)。DV形式AVIファイルからサムネール画像一覧を 作成することも可能です。 ビデオキャプチャ機能に関しては、プレビュー画面を見ながらキャプチャしたい部分を選び出 し、記録開始ボタンを押すだけで、DVカメラが自動スタートしてビデオキャプチャが始まりま す。また、キャプチャ開始時点および終了時点をタイムコードで指定して、その区間をオート キャプチャできます(IN点が00:00:00:00の場合(=CLRボタンを押した時)は、現テープ位置から OUT点までのオートキャプチャを実行します)。ドロップフレーム発生時は通知が表示されます。 サムネール画像一覧作成機能に関しては、サンプルのXSLファイルを編集することにより、 ユーザ独自のHTML表示形式に変更することも可能です(XSLカスタマイズ選択時)。DVテープにどんな 映像が入っているかを整理するのは手間がかかりますが、サムネール画像一覧を保存しておけば、 DVテープの映像素材管理が楽になると思います。 操作マニュアルは、Area61.NETのホームページ[ http://www.area61.net ]にあります。 ●機能 1. キャプチャ開始と同時にDVビデオ再生を自動スタート 2. キャプチャ開始時点および終了時点をタイムコードで指定可能 3. タイムコードを指定してDVテープの頭だしが可能 4. PC上でDVビデオの再生・コマ送り・スロー再生・早送り・巻戻し操作が可能 5. PC上にプレビュー画面を表示(フルスクリーンモードあり) 6. DVカメラから撮影日時情報を検出し、撮影カット毎のサムネール画像一覧を作成 7. DVキャプチャファイルから撮影日時情報を検出し、撮影カット毎のサムネール画像一覧を作成 8. サムネール画像をクリックすると、対応した箇所から動画を再生 9. テキスト形式およびXML形式でビデオキャプチャログを作成可能 10. 保存ファイル名にタイムコードまたは撮影日時情報を自動付加 11. コマ送り映像、早送り映像、巻戻し映像のキャプチャが可能 12. DVカメラ撮影時のリアルタイムキャプチャが可能 13. AVI2.0(OpenDML)準拠で2GBを超えるキャプチャが可能(NTFSの場合は4GBを超えるキャプチャも可) 14. 再生音量の変更 ●使い方ヒント ○フルスクリーン時、以下のキー操作が利用できます。 ESCキー 通常ウィンドウ表示に戻ります PageUP 音量アップ PageDown 音量ダウン ○DV形式のAVIファイルはサイズが大きいため、MPGやWMVなどのファイルに変換して保存したい場合が あります。「AVIファイルを別の動画フォーマット形式に変換した後でも、サムネール画像をクリ ックして動画再生する機能を使いたい!」場合には、以下のような手順でお使いください。 1. DVキャプチャする(DV形式のAVIファイルが作成される) 2. 作成されたAVIファイルを適当な名前にリネームする。例)c:\sample.avi 3. 「ツール&設定」ボタンを押し、AVIファイルからHTMLサムネール画像を作成する 4. WindowsMediaエンコーダなどで、AVIファイルを圧縮する。このとき、元のAVIファイルとは拡張子 だけが違うファイル名で、同じディレクトリに保存する。例)c:\sample.avi -> c:\sample.wmv 5. DV形式のAVIファイルを消去する サムネールをクリックした時に動画が再生されますが、AVIファイルがない場合には、他の拡張子の同名 ファイルを探して(.avi .mpg .wmv. .asf .rm .ram .mov .qtの順に探索)再生します。 例えば、高画質動画はDVテープに保存しておき、そのHTMLサムネール画像と極めて低画質の動画データを CDに焼いてテープ検索のためのインデックスとして使う、というような使い方ができます。 ●必要動作環境 ○ソフトウェア 1. Windows 7 / Vista / 2000 / XP / ME / 98SE 2. DirectX 8以上 ○ハードウェア 1. OHCI準拠IEEE1394インタフェース(DVキャプチャ専用の特殊規格は使用不可) 2. DVカメラまたはDVビデオデッキ ●使用上の注意事項 1. カノープス製のアナログ-DVコンバータ(ADVC-110、Twinpact100 等)をからのDV出力を PCに入力する際、これらの製品に添付されているソフトウェアがインストールされていると、 Area61 DVビデオキャプチャでDVキャプチャできません(カノープス独自のDVエンコーダ コーデックが優先されるため)。 2. ファイルの出力先をNTFSファイルシステムにした場合は、4GB以上のDVキャプチャが可能 です。FAT32ファイルシステムの場合は、4GB以上のファイルを作成できませんのでご注意 ください。 3. アナログ-DVコンバータやカメラモードのDVカメラからキャプチャする際は、「DVカム連動」 チェックをはずしてください。 ●著作権・免責事項 「Area61 DVビデオキャプチャ」はフリーソフトですので誰でも無料で自由に使用できますが、 著作権は作者が有します。転載も自由ですが、転載の際は作者までご一報ください。 なお、本ソフトウェアの利用によって何らかの障害や金銭的なものも含めた損失が生じたと しても、作者はその責任を負いません。一般のフリーソフトと同様に利用者の自己責任に おいてご使用下さい。 ●感想・バグ報告等連絡先 感想、バグ報告、転載報告等はhttp://www.area61.netに記載のサポートメールアドレスに お寄せ下さい。また、30日毎に最新バージョンチェックを促すメッセージを表示しますので、 その際は是非ソフトウェアのアップデートをしてください。 ●作者について Area61.NETは、極めて少人数のメンバーから構成されるソフトウェア開発サークルです。 今後も、関連ソフトの開発やバージョンアップを積極的にしてゆきたいので、ご意見ご感想 など、どしどしお寄せください。よろしくお願いします。Area61.NETのホームページは http://www.area61.net です。 ●更新情報 V3.3.2 2010/11/27 BaiduTypeのバンドルを終了 V3.3.1 2010/11/2 BaiduType(日本語入力システム)をバンドル。従来IMEとの切り替えは、コントロールパネルの「地域と言語」から行える V3.3 2010/10/6 パッケージ化をZIP形式に変更 BaiduType(日本語入力システム)をバンドル。従来IMEとの切り替えは、コントロールパネルの「地域と言語」から行える V3.2 2008/1/21 XSLカスタマイズ機能を用いずに静止画サムネールを作成できる機能を追加(XMLセキュリティ警告対策) V3.1 2007/12/19 動画再生機能が付かないサムネール画像ページを作成できる機能を追加(Vista、IE7対策) ドロップフレームが発生した場合に通知する機能を追加 V3.0 2007/2/7 Windows Vistaに対応 V2.9.7 2006/9/11 内部モジュールのバージョンアップ V2.9.6 2006/7/16 インストーラの不具合を修正 V2.9.5 2006/6/26 サムネール作成速度の向上 タブインデックスが混乱していた問題を修正 V2.9.4 2006/1/2 内部モジュールのバージョンアップ(バグフィックス) V2.9.3 2005/8/4 内部モジュールのバージョンアップ(バグフィックス) V2.9.2 2005/6/12 内部モジュールのバージョンアップ(バグフィックス) V2.9.1 2005/4/12 内部モジュールのバージョンアップ(バグフィックス) V2.9 2005/1/20 カノープス製DVコーデックで圧縮されたAVIファイルからサムネール一覧を作成する機能を追加 DV連動チェックをはずしても、カメラモードのDVカメラからキャプチャできなかった不具合を修正 出力ファイル名が不正になる不具合を修正 V2.8.2 2004/5/26 IN点、OUT点をレジストリ保存するように変更 V2.8.1 2004/1/7 フルスクリーンでのプレビュー機能追加 プレビュー再生時にVMRを使用するように変更 プレビュー再生時にFULL解像度でDVデコードするように変更 V2.8 2004/1/4 フルスクリーンでのプレビュー機能追加 再生音量の変更機能を追加 ビデオコンバータとの連携強化 DVビデオタイマとの連携強化 V2.7.1 2003/6/30 横長GUIデザインの変更 V2.7 2003/6/19 出力ファイル名に撮影日時情報を自動付加する機能を追加 出力ファイルのディレクトリをダイアログ選択する機能を追加 映像プレビューサイズを4:3に変更 GUIデザインを横長に変更 V2.6 2003/3/28 DV形式AVIファイルの場合の、撮影日時情報取得方法を変更し、対応DVカメラ種を増やした オートキャプチャに「キャプチャ開始点へのテープ頭だしをしない」モードを追加(CLRボタン) この場合、現在テープ位置からオートキャプチャを開始する(INは00:00:00:00と表示される) V2.5.1 2003/2/8 WMP9がインストールされた環境で動画再生できない不具合を修正 V2.5 2003/2/7 DVカム連動のON/OFFを切り替えられるようにし、DV-NTSC変換器等に対応 V2.4.1 2003/1/22 サムネール個数とカット時間長とが比例していなかった不具合を修正 V2.4 2003/1/1 ASXファイルのプロトコルオーバーに対応。.avi以外のファイルも検索して再生 AVIファイルからサムネール作成時、タイムコードが不正になる不具合を修正 V2.3 2002/12/27 DV形式のAVIファイルからサムネール画像一覧を作成する機能を追加 撮影カット毎のサムネール個数をカット時間長に応じて変化させる機能を追加 撮影カット毎のサムネール個数をユーザ指定できるように変更 V2.2 2002/12/10 ビデオ再生直後にオートキャプチャができなかった不具合を修正 サムネール画像をクリックした時に、対応箇所から動画を再生できる機能を追加 動画再生のためのサンプルXSLファイルを追加 XMLタグ名および出力ディレクトリ階層を一部変更 V2.1 2002/11/19 ユーザ環境にATL.DLLがなくても動作するようにコンパイル条件を変更 キャプチャ終了後サムネール画像一覧を自動表示するように変更 ソフト起動時にDVカメラの電源がOFFの場合、警告を出す機能を追加 V2.0 2002/9/17 サムネール画像一覧作成機能を追加(XSLファイルの修正により表示の変更が可能) XML形式でのビデオキャプチャログ保存機能を追加 IN点とOUT点を指定してオートキャプチャできるように仕様を変更 テープ走行が不安定な時間だけ待ってからキャプチャを開始するように修正 テキストログにメディアタイムを追加 V1.1 2002/7/23 XPで、アプリケーションを2回目に起動した時に、プレビュー画面が 表示されない、および、ビデオキャプチャができない不具合を修正。 V1.0 2002/7/8 ソフトウェア完成。ベクターに登録申請。 //以上